小学校での水泳教育の現状
現在の小学校では、水泳の授業があっても、泳ぐことを強制されることはありません。
特に低学年の子どもたちは、水慣れの時間が中心で、台を置いての水遊び程度で終わることが多いです。
高学年になると水泳大会が開催されることもありますが、泳げる子どもたちのほとんどはスイミングスクールに通っている子ばかりです。
小学校で参加する水泳大会の実情
実際私のエリアでは、水泳大会に出場する子どもは限られており、学校によっては大会に出場しないところもあります。
クロールや平泳ぎを泳げる子どもは一定数いますが、正しいフォームで4泳法(クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ)全てを泳げるようになるためには、スイミングスクールの参加が不可欠です。
学校の先生も水泳を教えられる人は限られており、担任の先生が水泳の授業を担当しないこともあります。
暑い季節だけの短期スイミング教室の効果
暑い季節に開催される短期スイミング教室でも、十分な効果があります。
短期教室は、集中的に水慣れや基礎的な泳ぎ方を学ぶ機会として非常に有用です。
特に、初めて水泳を始める子どもにとって、短期間での集中トレーニングは大きな自信につながります。
我が家の体験談
長男の場合
我が家の長男の場合、水が苦手で慣れるまでに非常に時間がかかりました。
小さい頃はシャワーすらも苦手でしたが、小学校1年生の頃にスイミングの短期教室に通ったのをきっかけに、水慣れがすぐ終わり、どんどん泳げるようになりました。
運動のために6年生までスイミングを続けました。
運動神経があまり良くなくても、水の中での運動は効率が良く、体力をつけるのに非常に役立ちました。
次男の場合
次男は長男より少し早めにスイミングを始めましたが、水慣れの期間が長く、泳げるようになるタイミングは長男と同じくらいでした。
次男も運動のために6年生までスイミングを続けました。
何か習い事を迷ったときには、スイミングがオススメです。
三男の場合
一方で、三男は喘息持ちだったこともあり、3歳からスイミングを始めました。
運動神経が良い子なのでため、小学校に上がる前には全ての泳法を習得することができました。
逆にこのまま通い続けては物足らなさを感じました。
長女の場合
長女は初めから選手コースのあるスイミングスクールに通い、まだあまり泳げていないうちに選手コースに誘われました。
スイミングスクールのコーチからの誘いは、長女のモチベーションを高める良い機会となりました。
スイミングスクールの選び方
スクールの種類
スイミングスクールには様々な種類があり、スピードを重視して教えるスクールもあれば、楽しさを優先し、細かい技術にこだわらず進級のみを意識したスクールもあります。
全ての子どもが選手を目指しているわけではないので、楽しく通えることも大切です。
運動神経が良い子への対応
運動神経が良い子にとっては、一般的なスクールでは物足りなさを感じることがあるかもしれません。
三男の場合、途中から別のスクールに移り、育成選手コースに挑戦しましたが、そのクラスに入るためには非常に高いレベルが要求されました。
スイミングスクールの魅力
泳力検定
市の大会に選手として出場するには、非常に高いハードルがあります。
しかし、スイミングスクールでは泳力検定を受けることができ、これは子どもたちの自信やモチベーションにもつながります。
スイミングスクールによっては全国的な泳力検定に対応しており、これも大きな魅力です。
まとめ
小学校の水泳授業だけでは、子どもたちが4泳法全てを正しく習得するのは難しいのが現実です。
スイミングスクールに通うことで、定期的な指導を受け、確実に泳げるようになることが期待できます。
スクール選びも重要で、子どもの性格や目標に合わせたスクールを選ぶことが大切です。
また、暑い季節の短期教室も効果的で、水泳に対する自信を養う良い機会です。
スイミングは全身運動であり、健康にも良いので、習い事として非常におすすめです。
運動神経が悪くても、水の中での運動は効率が良く、体力をつけるのに適しています。
何か習い事を迷ったときには、スイミングを選ぶことを強くおすすめします。
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