我が家は5人兄弟。上から2歳差、3歳差、2歳差、8歳差とそれぞれ離れています。
計画してこのような年齢差になったわけではないですが、私は年齢差が小さい兄弟にして、子ども同士一緒に遊べる時間を長くしたいという理想がありました。
実際に、うちは比較的仲がいい兄弟かなと思います。
自分の子どもたちの様子を見て、兄弟の年齢差によって感じた子育てにおけるメリット・デメリットについて考察します。
2歳差の場合
1番目(長男)と2番目(次男)の間、3番目(三男)と4番目(長女)の間が、2学年離れています。
【2歳差 メリット】
- 親がいなくても、子どもだけで遊びが成り立つ。
- 幼稚園や小学校、習い事に一緒に通える。
- それぞれの友達とも年齢関係なく、遊べる。
- お出かけ先も2人とも遊べる場所に連れていける。
- 入学・卒業がかぶらない。
- おもちゃを共有できる。
- (特に同性の場合)洋服・靴を一時的に保管することなく、着まわせる。
【2歳差 デメリット】
- 喧嘩が激しい。
- 小さいうちは、おむつを二人分、着替え二人分など、ママの手荷物が多くなる。
- 小さいうちは、出先で寝てしまった時など抱っこ、おんぶが大変。カートやベビーカーを2台おすことも・・・
- 学業品(ピアニカ、リコーダー、絵具セット等)は同時期に必要なので、2人分必要な場合が多い。
小さいうちのお世話やお出かけは、ママが大変なことは間違いないです。子どもにとっては遊び相手がいつもいて、逆に片方だけ幼稚園に行ってしまったり、一人になるととてもつまらなそうにしていました。
うちは、親と遊ぶよりも兄弟で遊ぶ方が楽しくて、私はいつも遊びの種をまいてそっと周りから見ていることの方が多かったと感じています。
異性だと成長とともに男女の差が出てきますが、小学生くらいまでは性別に関係なく遊べることが多いです。
3歳差の場合
2番目(次男)と3番目(三男)の年の差が3歳です。
うちはさらに1番目も4番目もいるので、少し2人兄弟とはまた違う環境ではありますが、3歳差のメリット・デメリットについて考察します。
3歳差のメリット
- 上の子へのお世話は比較的手がかからずに済む。
- 親がいなくても、子どもだけで遊びが成り立つ。
- 保育園と小学校は、一緒に通える。
- それぞれの友達とも年齢関係なく、遊べる。
- お出かけ先も2人とも遊べる場所に連れていける。
- 入学・卒業がかぶらない。
- おもちゃを共有できる。
- 学業品(ピアニカ、リコーダー、絵具セット等)は使用時期がかぶらない事が多いので、共有できる。
3歳差のデメリット
- 喧嘩が激しい。
- 赤ちゃん返りが目立つ場合が多く、出来ると思っているのにやってもらえないので、ちょっとイライラするときがある。
- 日本の教育において、3年の倍数で小・中・高と進むので、入学・卒業がかぶる。そのため、進級における出費も3年ごとにまとめてやってくる。
上の子のおむつが終わったり、幼稚園に行き始めたり、赤ちゃんが抜け始めた段階で下の子が生まれてくるイメージ。
2人分のおむつを持ったり、抱っこひもの使用がかぶったりすることはあまりないです。
3歳差のポイントは、何より進学のタイミングがかぶることです。一気にまとめて終わらせたいという人にはいいと思います。受験の時期などもかぶるので、家族まとめて受験モードになるという雰囲気作りもいいですね。
5歳差の場合
1番目(長男)と3番目(三男)、2番目(次男)と4番目(長女)が5歳差です。間にそれぞれ2番目、3番目がいますが、年齢が離れると立ち位置もちょっとづつ変わってきます。
5歳差のメリット
- 一緒に遊ぶというよりも、上の子が下の子に基本的なことを教えながら、遊べる。
- 上の子がある程度お世話ができる。
- 保育園と小学校は、一緒に通える。
- 入学・卒業がかぶらない。
- おもちゃはお下がりして、遊べる。
- 学業品(ピアニカ、リコーダー、絵具セット等)は使用時期がかぶらないので、共有できる。
- 下の子が小さいうちは、上の子は幼稚園や小学校に行っているので、ママはゆっくりお世話ができる。
5歳差のデメリット
- 喧嘩というよりも、下の子のわがままに上の子が巻き込まれる。
- 遊びのレベルが違うので、お友達がきたりすると一緒に遊べない事が多い。
- 小学校や保育園などママが関わる期間が長くなる。
- 下の子、上の子の用事にお互いに振り回される。
5歳離れると、産まれてくるときも『自分より小さい存在が生まれてくる』という意識があったので、2番目とは違い、1番目はお世話する立場に回っていました。
5歳ともなると、親とも言葉で意見を交わすことができるので、ママは下の子のお世話をゆっくりできますよ。
私も4番目を妊娠するまでの間は、お出かけするのはあまり苦ではありませんでした。
公園など遊べるところに連れて行けば、1番目が主導となって3人で仲良く遊べて、私は楽しく遊んでいるところを眺めているだけでした。
7、8歳差の場合
1番目(長男)と4番目(長女)が7歳差、4番目(長女)と5番目(次女)が8歳差です。
7,8歳差のメリット
- 一緒に遊ぶというよりも、上の子が下の子に基本的なことを教えながら、遊べる。
- 上の子がある程度お世話ができる。
- 保育園と小学校は、一緒に通える。
- 入学・卒業がかぶらない。
- おもちゃはお下がりして、遊べる。
- 学業品(ピアニカ、リコーダー、絵具セット等)は使用時期がかぶらないので、共有できる。
- 下の子が小さいうちは、上の子は幼稚園や小学校に行っているので、ママはゆっくりお世話ができる。
7,8歳差のデメリット
- 下の子、上の子の用事にお互いに振り回される。
- 下の子が小さいうちは、上の子は我慢する部分が多くなる。
上の子が7歳、8歳となると小学生ですから、基本的なことは自分で出来るわけです。
親としては宿題のサポートや友達関係を気にしたり、世話ではない部分をよく見る必要がある時期ですね。下の子のお世話でいっぱいいっぱいになりがちですが、うまく子どもとコミュニケーションをとって、いきたいものです。
4番目は今まで生粋の末っ子として8年間育ってきたこともあり、5番目がかわいい反面、ライバルでもあります。
下2人同性ということもあり、私の方が・・・という静かな争いとしているところ、陰ながら微笑ましく見てます。
10歳差以上の場合
うちの5番目は、1番目、2番目、3番目にとっては10歳以上年下の妹になります。
産まれる前から妹(弟)が欲しいと赤ちゃんが欲しいと何年も楽しみにしていたこともあり、5番目は取り合いです。
10歳ともなると、力もついてきて1,2歳の子なら軽々抱っこできます。
高校生、中学生にもなると、5番目を背中に乗せたり、肩車してみたり、遊びも大人顔負けです。
私としては、もう子育てを助けてくれるパートナーに違いありません。
ですが、なんでもかんでも5番目とうまくいくわけではなくて、
ぐずったとき、
泣かせてしまったとき、
注意しなければいけないとき
言葉がまだ通じない5番目に対して、それぞれがどうやったらわかってもらえるか、伝わるかを真剣に考え、私に相談してくる姿をとても頼もしく感じています。
まとめ
ここでは、我が家の兄弟の年齢差の違いによる子育てのメリット・デメリットをご紹介しました。
子どもは授かりものですから、歳の差を計画的に進めることは難しいですが、歳が近くても、離れていても、それぞれ楽しみがありますよ。
皆さんも他にも明るいご意見あれば教えてくださいね!
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