宿題終わったの?、宿題やったの?という声かけを、私は毎日しています。
5番目の面倒をみていて、全然他の子がやっていることをみていなくて、『さっきやってたよー!』と言われることも、しばしば。
そんな私だからこそ、忙しくて気がつかなければ、勉強しなくて済むかも!?と、企んでいる子もいたりします。
今日は子どもたちに自主的に宿題、勉強をしてもらうにはどうしたらいいか、考察します。
宿題は最低限の取り組むべきこと
宿題は、学習の一環として最低限やるべきことでありますが、子どもたちが自主的に取り組むように促すことは簡単ではありません。
学校の宿題のみならず、塾の宿題があったり、子ども一人一人、最低限と決めている量は違います。
塾など追加の課題がない子でも小学校から出される課題は少なからず、自主的にクリアしてもらいたいものです。
子どもたちが自分の意志で宿題に取り組む習慣をつけるには、いくつかポイントがあります。
決まった時間にやる
宿題をする時間を決めましょう。
毎日同じ時間に宿題をすることで、子どもたちにとって宿題の時間が習慣化され、自然にその時間になると宿題を始めるようになります。
例えば、夕食の前や後、学校から帰ってすぐなど、家族の生活リズムに合わせて最適な時間を見つけてください。
この時、一貫性が重要です。一度決めた時間をなるべく変更しないようにしましょう。
特別なイベントや用事がある場合を除き、日々同じ時間に宿題をすることで、子どもたちは「この時間は宿題をする時間だ」と認識しやすくなります。
短い時間で小分けにする
次に、集中力が続かない子どもたちに対しては、宿題を短い時間で小分けにする方法が効果的です。
例えば、30分間集中して宿題をし、その後10分間の休憩を取るというように、休憩を挟みながら少しずつ宿題を進めていくことができます。
これにより、子どもたちは「宿題は長くてつらいもの」というイメージを持たずに済み、短時間であれば集中しやすくなります。
また、休憩時間を利用してリフレッシュすることで、次のセッションにも集中力を持続させることができます。
成果を具体的に伝える
宿題をすることでどんな成果が得られるのかを具体的に伝えることも重要です。
例えば、テストで良い結果が出たときには、「すごいね!」と褒めるだけでなく、「あの時に頑張って宿題をやったから、こんなにいい点数が取れたんだね」と具体的に伝えます。
こうすることで、子どもたちは宿題をすることの意味や価値を実感しやすくなります。
また、具体的な成果を示すことで、宿題に対するモチベーションが高まります。
「宿題をすると、こんなに素晴らしい結果が得られるんだ」という成功体験を積むことで、次回以降の宿題にも前向きに取り組む意欲が生まれるでしょう。
自主性を重んじる
子どもたちに宿題をやらせる上で、自主性を重んじることも大切です。
宿題を強制するのではなく、やらないと困るのは自分だと根気強く教え続けることが重要です。
例えば、「宿題をしないとテストで良い点が取れないかもしれないね」とか、「自分が勉強したことは将来の自分を助けるんだよ」といった具合に、子ども自身が宿題の必要性を理解するように促しましょう。
これは時間がかかるかもしれませんが、子どもたちが自分で考えて行動する力を育むためには不可欠です。
自分で決断し、行動することで得られる達成感や満足感は、子どもたちの自信にもつながります。
やる気を引き出すポイントを知る
最後に、子どもたちのやる気を引き出すポイントを知ることが親として重要です。
例えば、好きなキャラクターのステーショナリーを使ったり、ご褒美システムを導入したりすることで、子どもたちのモチベーションを高めることができます。
また、宿題を終えた後に一緒に遊ぶ時間を設けるなど、楽しみを用意することも効果的です。
それぞれの子どもに合った方法を見つけるために、試行錯誤を繰り返すことが必要です。
一人ひとり異なる性格や興味を持っているので、その子にとって何が一番のやる気の源になるのかを見極めることが大切です。
まとめ
子どもたちに宿題を自然にやらせるためには、いくつかの工夫が必要です。
決まった時間に宿題をする習慣をつけること、集中力が続かない場合は短い時間で小分けにすること、成果を具体的に伝えること、自主性を重んじて教えること、そしてやる気を引き出すポイントを見つけることが重要です。
これらの方法を取り入れることで、子どもたちが自分の意志で宿題に取り組む習慣を身につけ、将来的には自主的に学ぶ姿勢を育てることができるでしょう。
何よりも大切なのは、子どもたちの成長を見守りながら、根気強くサポートすることです。
一方で、親の言ったことを子どもが毎度毎度すぐに実行する訳でもなく、ストレスがたまる事柄でもあります。
宿題は子どもたちの学習の一環であり、親としてそのサポートをすることは非常に重要です。
しかし、学習への意欲は子どもの意思が重要で、必ずしも親の思い通りになる訳ではありません。
程よい距離を取りつつ。子どもを良い方向に導けるよう、冷静にアドバイスしていきましょう。
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