子育てをしていると、自分の時間がなかなか取れず、心身ともに疲れることがあります。
特に、授乳やおむつ替えなどの赤ちゃん期は、ほとんどの時間を子どもに注ぎ込まなければいけません。
この記事では、「子育てで自分の時間がない」というお悩みに寄り添い、いつ頃から時間が取れるようになるのか、具体的なタイミングや解決策を体験談を交えてお伝えします。
子育てで自分の時間がない時期とは?
まず、子育て中に自分の時間がなくなるのはどんな時期かを理解しましょう。
赤ちゃんが生まれてから最も忙しいのは、授乳やおむつ替えが頻繁に必要な乳幼児期です。
この時期は、1日のほとんどが赤ちゃんの世話で埋め尽くされ、自分の時間を持つのは難しいものです。
- 授乳期:数時間おきに授乳するため、ほとんどまとまった時間が取れません。
- おむつ替え期:おむつ替えやトイレトレーニングも頻繁に行わなければならない時期です。
- 1人で寝られない時期:夜中に何度も起きることが多く、ママも疲れが溜まりがちです。
これらの時期は特に自分の時間が取りづらいですが、いずれは終わりがきます。
では、次に自分の時間が取れるようになるタイミングについて見ていきましょう。
自分の時間が取れるようになるタイミングはいつ?
「いつまで続くの?」と不安に感じるかもしれませんが、ある程度の目安があります。
次のような節目で、少しずつ自分の時間が取れるようになっていきます。
- 授乳が終わる:授乳が完了すると、時間に余裕ができるため、短いながらも自分の時間が持てるようになります。
- おむつが外れる:トイレトレーニングが完了すると、おむつ替えの手間がなくなり、子どもも少しずつ自分でできるようになります。
- 会話が成り立つ:子どもが話せるようになると、意思疎通が楽になり、手助けが減ります。
- 1人で寝られる:夜間の対応が減り、まとまった睡眠時間を取れるようになります。
これらのタイミングを迎えると、少しずつですが自分の時間を確保しやすくなります。
小学校に入るとどう変わる?
小学校に入ると、子どもは自分でやることが増えます。
「1人でやりましょう」という教育方針に従い、少しずつ独立心が育ちます。
具体的には次のような変化があります。
- 個々で取り組む時間の増加:宿題や遊びの時間を自分で管理するようになります。
- 休みの日も自分の時間ができる:休みの日でも、友達と遊ぶことが増え、ママも少しずつ自由な時間を持てるようになります。
ただし、小学校低学年までは、目を配らせる必要がある場面も多いです。
学習面や友達とのトラブルが起きやすい時期でもあるため、完全に自分の時間が自由になるわけではありません。
高学年になると子どもから離れていく
小学校高学年になると、子どもは自立し、親との距離が少しずつ離れていきます。
これは、成長の自然な過程ですが、ママとしては少し寂しく感じることもあるかもしれません。
この時期は、以下のように親との関わり方が変わってきます。
- 親は相談相手に:親としての役割は「相談相手」に変わり、子どもが何か困った時にだけ頼られることが多くなります。
- 日常での関わりが減る:子どもは友達との時間を優先し、ママの時間も増えていきますが、少し寂しい気持ちが出てくることも。
この時期は、子どもの成長を喜びながら、自分の時間を楽しむ大切な時期でもあります。
中学・高校でさらに自分の時間が増える
中学や高校に進学すると、学校行事やPTA活動もぐっと減ります。
次のような状況が多くのママにとって訪れます。
- 学校の行事が少なくなる:運動会や親子参加のイベントが減り、学校との関わりが少なくなります。
- 日常の様子を知る機会が減る:子どもの学校生活や友達関係について知ることが少なくなり、親としての心配も減る半面、寂しさも感じるかもしれません。
その一方で、自分の時間は大幅に増えます。
習い事などで車の送迎が必要な場合もありますが、それも子どもの活動内容次第です。
家でゆっくり過ごす時間が確保できるようになるでしょう。
子育て中に自分の時間を取るための工夫
最後に、今すぐできる「自分の時間を取るための工夫」をご紹介します。
長い子育て期間中でも、以下のポイントを押さえることで少しずつ自分の時間を確保できるようになります。
- 隙間時間を活用する:子どもが昼寝している間や習い事に行っている間に、趣味やリラックス時間を取る。
- 家族に頼る:パートナーや祖父母に少し子どもを任せ、自分だけの時間を作る。
- 無理をしない:完璧を求めず、自分のペースで子育てを進める。
これらを意識して、自分の時間を大切にしましょう。
まとめ
子育てで自分の時間が取れない時期は必ずありますが、それが「いつまで続くのか」という疑問に対しては、子どもの成長と共に変化が訪れることをお伝えしました。
授乳やおむつ替えが終わり、会話が成り立つようになると少しずつ楽になり、小学校に入るとさらに自分の時間が増えていきます。
そして中学・高校では、親としての役割が減り、自由な時間が確保できるようになります。
子育ての道のりは長いですが、確実に成長と共に楽になっていくので、自分のペースで乗り越えていきましょう。
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